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わたしの宮沢賢治 賢治との対話
● わたしの宮沢賢治シリーズ

わたしの宮沢賢治

賢治との対話


著者: 作家・ナチュラリスト C・Wニコル

ウェールズ生まれで世界を駆け巡ってきた
作家でナチュラリストのC・Wニコル氏が、
賢治を知ったのは40代の初め。
賢治の翻訳の仕事に真正面から取り組むうちに、
その魅力にとりつかれ、
賢治と交わした心の対話がここに!

定価:本体1400円+税

2018年12月7日 初版発行
小B6判・上製 本文216ページ
ISBN978-4-9908790-7-5 C0095

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賢治が37歳で逝った7年後に、筆者のC・Wニコルさんは、賢治のように森と自然の中で生まれ、育ちました。世界で活躍する中、北極イヌイットとの共同生活などで培った「命あるもの」との付き合い方や自然への感謝と敬愛の情。菜食主義で自然を愛した賢治に共感しつつ、賢治のそれぞれの作品に10通りもの翻訳をしたという姿勢に、賢治を愛してやまない熱い思いが伝わってきます。「生きて会えたら賢治は何と言うのだろう」と、賢治の作品で対話するふたりの魅力に溢れた1冊です。

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著者プロフィール

C・Wニコル(しー・だぶりゅー・にこる)1940年、英国の南ウェールズ生まれ。17歳でカナダに渡り、北極圏地域の野生生物調査を行って以降、カナダ政府の水産調局北極生物研究所の技官として、十数回にわたり北極圏地域を調査。また、環境保護局緊急対策技官として、石油や化学薬品の流出事故などの処理にあたる。62年に空手の修業のために初来日。67年、エチオピア帝国政府野生動物保護省の猟区主任管理官に就任。シミエン山岳国立公園を創設し、公園長を務める。70年、詩人であり企業経営者でもあった谷川雁を通じて宮沢賢治作品と出会う。80年、長野県黒姫に居を定め、84年から荒れた里山を購入して自然再生活動を行う。95年、日本国籍を取得。作家として活躍する一方、エッセイや講演などを通じて環境問題に積極的に発言。2002年5月「C.W.ニコル・アファンの森財団」を設立し、理事長に就任。05年、英国政府より大英名誉勲章を授かる。著書に『風を見た少年』(講談社)、『勇魚』(文藝春秋社)、『アファンの森の物語』(アートデイズ)など多数。

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